虫歯治療

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どうして虫歯になるの?

一般的には、虫歯はお菓子やケーキなどの甘いものを食べ過ぎるとなると言われています。これを詳しく説明すると、虫歯菌が糖を食べて酸を出すことで歯が溶け、虫歯になるのです。虫歯の原因菌は口腔常在菌ですが、糖は外部から摂取するものです。甘いものを採らなければ虫歯になるリスクはかなり下がります。

虫歯の原因となるのは砂糖だけでしょうか?実は、果糖や果糖ぶどう糖液糖も虫歯菌が大好きな糖です。様々な添加物が入った食品を口にする現代では、糖を完全にシャットアウトすることは難しいでしょう。やはり、食後に歯磨きをすることが虫歯予防に有効だと言えます。

虫歯の痛みの特徴

虫歯になったことがある人には痛みに覚えがあるでしょう。冷たいものや甘いものを食べたときに歯がしみるのが虫歯です。熱いものを飲んだり、食べたりしたときに歯が痛む場合は重度の虫歯の可能性があります。神経まで達していると考えられますので、何もしていなくても痛むはずです。重度の虫歯の痛みは激しいもので、夜寝付けないほどにもなります。

食べ物によって歯が痛むのは虫歯だけではありません。知覚過敏の場合も歯がしみます。虫歯との違いはその時間の短さです。食べ物を飲み込めば痛みもなくなるのが知覚過敏ですが、しばらく痛みが残るのが虫歯です。痛む虫歯は放っておいても治ることはありませんので、治療が必要です。また、知覚過敏であっても必要な場合は治療ができますので、一度受診ください。

虫歯の進行の仕方

脱灰

歯のエナメル質からミネラル成分が抜け、透明感をなくして白濁した状態です。まだ自覚症状はありません。フッ素入りの歯磨き粉を使って歯磨きをしっかり行うと治ることが多いです。

エナメル質のむし歯

エナメル質が溶けて浅い穴が出来た状態ですが、エナメル質の虫歯ですので、まだ痛みはありません。むし歯を削って、プラスチックや金属で形の修復を行います。

象牙質のむし歯

エナメル質の下の象牙質まで虫歯が進んでいます。冷たいものを口にするときにしみることで、むし歯の発生に気付くでしょう。麻酔を使ってむし歯を削り、つめたり被せたりします。

神経まで進行したむし歯

むし歯が象牙質を破壊し、中央の歯髄(神経)にまで達しています。この段階に達すると何もしていなくても激しい痛みを感じます。神経を除去する根管治療が必要になります。

歯の根まで進行したむし歯

歯根までう蝕が進行しています。激しい痛みが消えたと思ったら、治ったのではなく、この段階に達している可能性があります。修復が難しいため、抜歯が必要となります。

なるべく削らない虫歯治療

以前までは虫歯治療といえば、早期発見と早期治療が一般的でした。しかし、それはどんどんと歯を削っていくことを意味します。予防もしっかり出来ていない状態でこのような治療を行うと、どうなるかは想像しやすいでしょう。徐々に詰め物から被せ物、差し歯と補綴物が大きくなり、最後には抜歯が待っているのです。1本の歯につき、可能な虫歯治療回数は平均して3回と言われていますので、削ることで歯の寿命を縮める結果となってしまいます。

そこで当院ではなるべく歯を削らない治療をご提供しております。進行していない初期虫歯は削らず、しっかりと歯磨きをしていただくことで保存するなどします。重度の虫歯であっても、できるだけ神経を残す方法を考え、ご提案します。

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